「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】教育について考えてみる。

総合教育センターの先生が本を書かれた。

 

いつも仲良くさせていただいており、

本をいただいたので読んだ。

 

教育の創造 | 板東 克則 |本 | 通販 | Amazon

 

学びは次の3つ。

 

①自己との対話を大事にする。
②沈黙を主体的と捉える。
③なぜ?を共に問う。

それぞれの理由について。
 

①について。
自分と対話をすることを大事にしたいと思った。
生徒も教師も。
 
生徒は、他者と対話するばかりでなく、
自己との対話を通して、
学びを深めていく。
 
それと同じく教師も、
自己との対話をすることで、
授業研究や生徒指導等
教師としての力量を高め続けていきたい。
 

②について。
静かな空間を心地よいと思えるようになりたい。
 
数学の授業をしていて、
教室がシーンとなる瞬間がある。
 
ある問題について、
全員の生徒が真剣に考えているときだ。
 
その沈黙の時間は、生徒は教材と
そして自分と対話をしているのだろう。
 
そこから、わからないときに
少しずつ他者との対話が広がっていく。
 
そういった瞬間をもっと楽しみたいと思う。

③について。
自分が「How To」ばかりを教えていないか、
見つめ直すことができた。
 
今、本校の若手教員とともに、
校内研修で勉強をしている。
 
例えば、授業のデザインを考えるときにも、
方法論を教えるのではなく、
「なぜ?」をいっしょに考えていきたい。
 
そうすることで、
自ら考えて学ぶ仲間が増えていくのではないか。