「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の仕事術】令和元年度の振り返り【新年度に向けての準備】

今日で令和元年度が終わる。

 

この1年間を振り返りたい。

 

①教務主任2年目になった。

 

仕事の見通しが生まれ、余裕を持って仕事ができた。

自分一人でやるのではなく、同僚を巻き込むことができた。

 

次年度は同じ部署の人が新しい方になる。

そして、引き継ぎのこともある。

 

教務主任3年目は、次の人が仕事をしやすくなるように

記録をしっかり残していきたい。

 

②授業にしっかりと向き合えた。

 

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、実践を重ねた。

 

しかし、それだけではいけない。

「数学的な見方・考え方」をもっと伸ばせるようにしたい。

 

【「見方・考え方」を鍛えるための授業デザイン】

①「なぜ~なのか」と「わからなさ」を表現することで,「見通し」を持ち「本質」を捉える。

②自己決定により,「自分事(self-involvement)」とし「思考のベクトル(方向性)」を定める。

③自分事になることで,「ギャップ(え?なんでなん?)」と向き合う。

④「ギャップ」と向き合うことで,思考の「振り返り」を行う。

 

【「見方・考え方」を鍛えるための教師の指導】

❶生徒に預けることで,授業の中心を「思考の過程(わからなさ)」とする。

❷生徒が対話する対象(他者,教科書,数式など)を用意し,自己決定ができるようにする。

❸多様な考え方が生まれるように,授業の展開や課題を工夫する。

❹本時のゴールを示し,最後に「出力」の場を設定する。

 

このように授業を展開する。

 

③「発信(出力)」の楽しさを実感した。

 

幸せなことに、今年度2回、自分の書いたものが雑誌に載った。

また、2つほど論文で表彰をもらった。

 

研究会やセミナーでの実践発表を5回行った。

 

自分の考えや授業の実践を「発信(出力)」することで、

新たに見えるものがあった。

 

刺激的な「発信(出力)」はトリガーとなり、意欲を引き出す。

そのことがわかってから、発信することがやみつきになっている。

 

もっと発信をしたい。

次年度は早速3つほどの執筆の機会がある。

 

いつかは連載や本も書いてみたいと思うようになった。

その日に向けて「発信力」を高めたい。

 

次年度もがんばろう。