「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【臨時休校】自律的に学習する習慣をつくるため。数学の勉強法。【家庭学習】

先日のブログで次のように書いた。

mathteacher.hatenablog.com

 

今回の臨時休校を「チャンス」ととらえようと。

 

今まで先生に言われて学習してきた生徒が

自分で考えて学習することになる。

 

まさに「自律的学習者」となれるチャンスだ。

 

では具体的にどうやって勉強をするのか。

 

数学の勉強で大事だろうと思うことを2つ書く。

 

➀問題を解くときは、積極的に解答を見る

②「わからない」ことは納得いくまで調べる

 

それぞれを見ていこう。

 

➀について。

問題集等の「解答」は家庭学習における貴重なリソースになる。

 

問題を考えてわからないときは、すぐに答えを見る。

解答を見てすぐに書き写さない。

 

自分なりに解釈して理解しようとする。

 

特に、問題集の解答は途中の行間を省いていることが多い。

その行間を自分できちんと掴んでほしい。

 

そこで納得のいかないことは②にあるように、徹底的に調べるのだ。

 

一人で学習していると「わからない」ことがたくさん出てくる。

それを自分で調べてほしい。

 

教科書、問題集、先生のプリントだけでなく

ネットで検索してもいい。

 

今なら、YouTubeにもたくさんの動画がある。

今回の休校に伴って、以下のようなサービスもある。

 

 Z会グループ】

www.zkai-gr.co.jp

 

【N高校】

nnn.ed.jp

 

今回の休校で、家庭学習の環境がより整ったのではないだろうか。

 

その中で、

「自分で興味をもったことやわからないことを自分の力で解決していく」

習慣をぜひ作ってほしい。

 

その習慣は授業でも、学校を卒業した後も生かされる。

 

数学の内容は忘れるかもしれないが、学び方は一生忘れない。

ぜひこの「チャンス」に自律的に学習していこう。

 

もちろん私たちも。