「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【臨時休校】ピンチはチャンス。この機会にできること【教師の仕事術】

昨日が、生徒と会える最後の日になった先生が多いのではないだろうか。

 

私の勤務校でもそうだ。

全国の小学校、中学校、高等学校でドタバタしたことだろう。 

 

生徒によっては、

「やった!遊べる!」

「1か月も暇や!」

「部活がしたい!」

と思っている生徒もいることだろう。

 

これからの1か月間、生徒には「自学自習」が求められる。

この機会を前向きに、次の視点で考えてみた。

 

先生に依存せず、生徒が自律して学ぶチャンス


生徒と電話、郵便、FAX、メール等でやり取りをしながら

勉強の進展状況を確認していく。

 

教科は関係ない。

生徒が「これを勉強したい!」と思ったことを思い切り学んでもらう。

 

真の生涯学習につながる時間だ。

 

社会に出ると「これを勉強しない」と誰も教えてくれない。

「何をどう勉強するか」決めるのは自分自身。

 

「依存」的学習でなく、「自律」的学習の機会だ。

 

「学ぶって楽しいんだ。自分で興味のあることを勉強するって最高だ」

そう感じてほしい。

 

一人一台にタブレットが配布されている学校がうらやましい。

 

スカイプやZOOMなどでお互いの顔を見ながら話ができる。

家と学校の離れたところで、学習の支援ができる。

 

こういうときこそ、ICTを使って個別最適化した学びの機会だ。

 

もし、許されるなら、先生がYOUTUBEなどに動画を配信して

生徒はそれを見ながら勉強してもいい。

 

ICTは授業ができない、生徒と会えない

物理的な距離を埋めてくれるはずだ。

 

生徒が「自律的学習者」として学ぶ3月にしたい。

ピンチはチャンスだ。