【教師の仕事術】アンテナ高く。仕事は耳でする。初任者にもどうですか。
よく「アンテナを高く」と言われる。
具体的にはどうすればいいのだろうか。
私なりのアンテナを考えてみる。
私のアンテナは「耳」だ。
今の職場は約40人が座れる広さ。
よほどのヒソヒソ声でない限り、大概の話し声は聞こえてくる。
私は職員室にいる時間は、どんな仕事をしていようが耳だけはアンテナを張っている。
例えばある学年から話が聞こえてくると、その学年で「何をしようとしているか」「何に困っているか」がよくわかる。
一番遠くに座っている先生の声ももちろん聞こえる。
その先生からは、「よく聞こえるなー。盗聴器でもつけてるんか?」と言われるほど。
そうやって耳を使って情報を集める。
その情報を受けて、考えるのだ。
教務主任として関係があることならば、前もって準備をすることができる。
これが「緊急性」があることならば、なおさらだ。
以前のブログ(https://mathteacher.hatenablog.com/entry/2020/01/19/213836)
にも書いた通り、
普段から「緊急ではないが、重要なこと」から取りかかっているので、「緊急なこと」にはすぐ対応できる。
もし、自分の部署と関係がない場合。
これがおもしろい。
例えば、生徒指導の事案。
教務主任としては直接関係がないことも多い。
しかし、関係がないから終わりではなく、
「自分だったらこうするかな・・・」
ということを考えてみる。
学級経営などでも、
「自分が担任ならばこんなことしたいなー」
とアイデアを膨らませる。
そうやって、「自分事」として考えるクセをつけておくのだ。
「自分事」として考えておけば、自分がその場面に出くわしたときに、きっとプラスに働く。
それが私の考える仕事術。
アンテナを高く、いろんな情報を受信できる人になりたい。