「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】「のび太」という生き方から学ぶ。「のび太」ってかっこいい!

ゆっくり読書を楽しめている。

 

今回は『「のび太」という生き方』を読んだ。

 

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感動ポイントは次の3つ。

のび太は、自分の長所や短所を周囲に正直に伝えている

のび太は、他人を肯定することで行動に変えている

のび太は、最初は自分でやってみる

 

それぞれを見ていく。

 

①「のび太は、自分の長所や短所を周囲に正直に伝えている」について。

のび太のような自己開示をしたいから。

 

のび太は自分を客観的に見ることができている。

メタ認知」が得意なのだ。

 

そして、周囲の人を信頼している。

だから、自分の長所や短所を認め、周りに伝えることができる。

 

私もそうなりたい。


②「のび太は、他人を肯定することで行動に変えている」について。

他人を肯定していきたいと思ったから。

 

のび太は、①のように「メタ認知」が得意で、自己開示が上手。

 

自己開示ができるから、他者を受容できる。

受容ができるから、肯定的にとらえることができる。

それが行動につながる。

 

私はついつい他人を否定したくなる。

そうではなく、肯定して、自分も周りもいっしょに行動して成長したい。


③「のび太は、最初は自分でやってみる」について。

 

自分のイメージののび太と違った。

 

のび太はすぐにドラえもんに助けを求めていると思っていた。

しかし、まずは自分でやってみている。

 

無理だとわかったときに、ドラえもんの助けが入るのだ。

これは授業でも同じ。

 

のび太=生徒だとすると

ドラえもん=教師だろうか。

 

教師は生徒がもう無理というタイミングを見定めて、支援していきたい。

 

のび太」ってかっこいい。

そう思えた本であった。