「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【授業実践】新年度に向けての準備。今のうちにできること。【授業準備】

いよいよ今年度も終わりに近づいてきた。

 

新年度に向けて、この2~3月でできることを考えたい。

 

今日は授業の準備編。

 

やりたいことは次の2つだ。

➀学習指導要領を読み込む。

②定期考査を作成する。

 

それぞれを見ていこう。

 

➀「学習指導要領を読む込む」ことについて。

 

教科書はあくまで生キャベツだ。

生キャベツをどう料理するか、それが学習指導要領に書かれている。

 

新学習指導要領の実施前のこの時期ならば、

次の3つを順番に見ていく。

 

・現行の学習指導要領解説

・新しい学習指導要領解説

・学習指導要領の新旧対照表

 

この時期ならではのものとしては、

「新旧対照表」がおすすめ。

 

学習指導要領に新たに追加されたことが丸わかりだからだ。

新たに追加されたことは、これからの授業に求められていることだ。

 

ここを意識して読み込んでいく。

 

②「定期考査を作成する」ことについて。

 

➀の学習指導要領とにらめっこしながら、定期考査を作成する。

この時期で100%の完成ではなく70%の完成度を目指す。

 

「生徒がこの問題を解けるようにしたいなぁ」

「こんな問題だったら楽しいだろうなぁ」

と自由に妄想しながら定期考査を作成する。

 

1年間分の定期考査を3、4月に作成することが目標だ。

 

定期考査を作成することで、必然的に授業の計画ができる。

 

つまり、

学習指導要領

⇒定期考査

⇒単元の構想

⇒日々の授業

と、逆算思考で授業の準備をしていくのだ。

 

実はこの時期が一番楽しい。

生徒の成長を期待して定期考査をつくる前向きな時間だからだ。

 

どんどん準備をすすめていく。