「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】「学習指導要領」を活かしたい。

「学習指導要領」を愛読書にしたい。

 

その思いから、この本を手に取った。

 

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学びはつぎの3つ。

 

①「点」から「面」へ

②教科の本質を学ばせる

教科特有の「見方・考え方」を働かせる

 

それぞれをみる。


①について。

3点を通る平面がかける。

 

例えば、数学の授業では

・自己

・他者

・数学

の3点で面として構成する。

 

学校改革でも

・学校

・地域

・委員会

と3つの視点で巻き込み、成功した例が多い。

 

数学の授業でも、「面」を意識して

考えていきたい。

 


②について。

今の私の授業は、自己と他者のみで面になっていない。

 

数学の教科の本質が抜けているからだ。

 

・なぜこの教科はこの世に存在するのか

・どんな人がこの教科の構築に寄与したのか

・なぜこの教科に惚れたのか

・こんなに教科は美しいではないか、おもしろいじゃないか

と第2次ベビーブーム以前は授業をしていた。

 

上記の内容を生徒が実感できる授業で

教科の本質に迫りたい。

 

③について。

教科の本質に迫ることで、数学的な「見方・考え方」を働かせることができる

 

AIにできないことが、各教科にある。

図やグラフなと数学的な表現を生かして、

物事の本質をつかみ、

思考の方向性を定める力をつけたい。

 


学習指導要領には強い思いが込められている。

その思いを噛み締めて、自分なりに咀嚼して生徒に伝えていきたい。