「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】伸びる子どもは○○がすごい (日経プレミアシリーズ)【子育て=教育】

今週の読書。

 

『伸びる子どもは○○がすごい (日経プレミアシリーズ)』を読みました。

 

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主な学びは以下の3つ。

 

①子ども同士の遊びが大事。

②負荷があるから自己効力感が培われる。

③きちんと叱ることで、レジリエンスが育つ。

 

一つずつを見ていく。

 

①「子ども同士の遊びが大事」について。

 

本文の中に、

「子ども同士で遊ぶことには、大人の指示に従うのでなく、自分たちの自発性に基づいて動き回り、それぞれが自分の思いと相手の思いの軋轢のなかで調整していく」

とあった。

 

ここで、
子ども→生徒
大人→教師
遊ぶ→学ぶ
にすると、授業の考えと同じではないだろうか。

 

②「負荷があるから自己効力感が培われる」について。

教育や子育てでは、挫折を経験させ、挫折に負けない力をつけさせることが大事

とあり、とても納得。

 

負荷がかかった状況で、がんばって乗り越える経験をすることがで「自己効力感」が培われる。

 

「もういいや」とならない負荷をかけ続けていきたい。

もちろん自分にも。

 

③「きちんと叱ることで、レジリエンスが育つ」について。

 

きちんと叱ることが大事だとわかった。

叱る経験をしていない子が、増えている。

そのせいで、レジリエンス(復元力)が育たない。

 

生徒の力を信じて見守りつつも、叱るべきタイミングを見定めていきたい。

 

子育てと学校教育は密接な関係だと学んだ。