「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】『結果を出す男はなぜ「服」にこだわるのか?』から学ぶ。

いつもブログを読んでいる戸賀敬城さんの本を読んだ。


結果を出す男はなぜ「服」にこだわるのか?

 

結果を出す男はなぜ「服」にこだわるのか? (集英社文庫) | 戸賀 敬城 |本 | 通販 | Amazon


学んだことは次の3つ。

①逆三角形の体型を維持することに投資する

②人はその制服の通りの人間になる

③髪が長い人は大抵ズボラ

それぞれの理由について。

①について。
どんなに高いものを身につけていても、

体型がよくないと似合わない。

 

服は武器になるが、

最強の武器は、服を着る健康的な体。

 

普段、筋トレをしているが、

これからも続けていきたい。

逆三角形の体を作って、

服が似合うようになりたい。


②について。
紹介されていたナポレオンの言葉。

 

筆者の戸賀さんは、

よい服をカッコよく着こなして、

業界で大成功された。

 

私も、きっちりしたスーツや

お洒落な服装を心がけたい。

 

お洒落な人はきっと前向きに毎日を

過ごしていると思う。


③について。
戸賀さんは2週間に1度、髪をきっている。

 

伸びたから切るのではなく、

髪型をキープするために切る。

 

自分は、1ヶ月半〜2ヶ月で1回

髪を切っている。

 

もう少し頻度を上げて、

髪へも投資したい。

 

もっとおしゃれを楽しんでいきます!!

【教師の読書】教育について考えてみる。

総合教育センターの先生が本を書かれた。

 

いつも仲良くさせていただいており、

本をいただいたので読んだ。

 

教育の創造 | 板東 克則 |本 | 通販 | Amazon

 

学びは次の3つ。

 

①自己との対話を大事にする。
②沈黙を主体的と捉える。
③なぜ?を共に問う。

それぞれの理由について。
 

①について。
自分と対話をすることを大事にしたいと思った。
生徒も教師も。
 
生徒は、他者と対話するばかりでなく、
自己との対話を通して、
学びを深めていく。
 
それと同じく教師も、
自己との対話をすることで、
授業研究や生徒指導等
教師としての力量を高め続けていきたい。
 

②について。
静かな空間を心地よいと思えるようになりたい。
 
数学の授業をしていて、
教室がシーンとなる瞬間がある。
 
ある問題について、
全員の生徒が真剣に考えているときだ。
 
その沈黙の時間は、生徒は教材と
そして自分と対話をしているのだろう。
 
そこから、わからないときに
少しずつ他者との対話が広がっていく。
 
そういった瞬間をもっと楽しみたいと思う。

③について。
自分が「How To」ばかりを教えていないか、
見つめ直すことができた。
 
今、本校の若手教員とともに、
校内研修で勉強をしている。
 
例えば、授業のデザインを考えるときにも、
方法論を教えるのではなく、
「なぜ?」をいっしょに考えていきたい。
 
そうすることで、
自ら考えて学ぶ仲間が増えていくのではないか。
 

【教師の読書】教えるということ。大村はまさんに学ぶ。

大村はまさんの『教えるということ』を読んだ。

 

https://www.amazon.co.jp/新編-教えるということ-ちくま学芸文庫-大村-はま/dp/4480082875/ref=pd_lpo_14_img_0/357-2555685-2508044?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4480082875&pd_rd_r=7e964321-c72a-4c8f-b667-8cadbfda8fba&pd_rd_w=Hvlh4&pd_rd_wg=mpB2I&pf_rd_p=4b55d259-ebf0-4306-905a-7762d1b93740&pf_rd_r=SE32FYG41BS7X9H67SQH&psc=1&refRID=SE32FYG41BS7X9H67SQH

 

知り合いの先生から紹介をしてもらった。

 

学びは次の3つ。

 

①同じスタートラインから同時にゴールできない

②育てたい力とねらいから、生徒によって様々な方法を考える

③教科書は道具

 

それぞれを見ていく。

①について。

これまでの一斉授業では、

同じスタートラインから、同じ教材、方法で進んでいた。

 

そうすると生徒全員が同時にゴールすることはありえない。

生徒の力は違うので。

 

それを無理やり同時にゴールさせてはいけないのだと思う。

 

「個別最適化」した学習と言われるように、

生徒それぞれスタートラインが違うはず。

そのスタートから、生徒が自分の好きな方法で進んでいく。

 

それぞれのゴールを決めて、各個人が成長を実感できるような授業を

目指していきたい。

 

②について。

①とも関わってくる。

 

育てたい力によって、目の前の生徒に合わせて

いろいろな方法を考えることができることが

教師の専門性である。

 

ついつい一つの方法だけが正しいと思いがち。

視点を変えていろんな方法を考えたい。

 

③について。

初任者研修で、指導教官に教えてもらったこと。

 

「教科書を教えるのでなく、教科書で教える」

この言葉を思い出した。

 

教科書という道具をどう使って、

生徒に力をつけるのか。

 

常に考えていきたい。

 

 

大村はまさんの考えはとても素敵。

今日も勉強になった。

【教師の読書】雑談で一流になりたい。

『雑談の一流、二流、三流』を読んだ。

 

雑談の一流、二流、三流 (アスカビジネス) | 桐生 稔 |本 | 通販 | Amazon

 

学んだことは次の3つ。

①毎日することから話題を探す
②3つの質問を使い分ける
③Before→Afterを褒める

それぞれの理由を見ていく。


①について。
雑談は心地よい空間をつくることが目的である。

 

相手に話してもらいやすい話題をふることが大事。

 

次の5つである。

・食べること

・動くこと

・働くこと

・お金を使うこと

・寝ること

 

この5つからまず相手との話題を見つけていく。


②について。

質問には3種類ある。

 

深める、広げる、進めるである。

 

例えば、

深めるは「なぜ?」

広げるは「他には?」

進めるは「それで」「それから」

 

その場に応じて使い分けたい。

 

授業では、深めると広げるを大事にしたい。



③について。
Before→Afterを褒めることで、

誰に対しても話ができる。

 

そのためには、

相手のことをよく観察しておく必要がある。

 

生徒に対しても

以前からの変化を褒めるようにしたい。

 

いろんな人と話すのが楽しみだ。

【教師の読書】「教える」とは何かを学ぶ。

『「教える」ということ』を読んだ。

「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには | 出口 治明 |本 | 通販 | Amazon

学んだことは次の3つ。

①人間はもともと怠け者である

②「目的」が明確になっていれば調整ができる

③サービス産業モデルで求められる人になる

それぞれの理由を見ていく。


①について。

人間は怠け者であるということにとても納得した。

 

では怠け者の人間が勉強しようと思えるには

環境が大事になる。

 

授業では、一人でなくペアやグループの座席にする

授業の問題を生徒にとって興味がでてくるものにする

などがある。

 

生徒が学習する環境を整えることが

教師の仕事の一つではないだろうか。

 
②について。

「目的」を共有することは大事だと思えた。

 

「何のために?」を同僚に対しても

生徒に対しても、大事にしたい。

 

自分はついつい手段が先行してしまう。

まずは「目的」をしっかりと共有してから、

実際の行動に移していきたい。


③について。

今までは製造業の工場モデルの人が求められていた。

順応で素直で、目の前のことを黙々とこなす人だ。

 

これからは、サービス産業モデルで求められる。

 

・自分の頭で考えて行動できる人

・尖った個性を持つ人

・継続して勉強する人

である。

 

このような生徒を育てるためには、

まず私自身がそのような人になれるよう行動していきたい。

【教師の読書】志村けんさんから学ぶ。

志村けんさんから学びたかった。

 

志村流―当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する (王様文庫) | 志村 けん |本 | 通販 | Amazon

 

学びは次の3つ。


①仕事は8割方、準備で決まる
②コント作りは一人でできない
③個性は変人、常識は凡人

それぞれを見ていく。

①について。
志村さんは、用意周到で抜かりなくという性格である。

その場でアドリブに見せて、とても準備をしている。

 

それでも、いっしょにやる人のノリや空気感で

最後は変わってくるとのこと。

 

これは授業の準備と同じ。

 

授業が始まるまでの準備で8割が決まる。

 

あとは、当日の生徒の学びをみて、

臨機応変に対応、変化していく。

 


②について。
コント作りは一人ではできないし、

周りの人の協力、日々の積み重ねが大事。

 

人それぞれに考え方があり、

その人のできる範囲で

一生懸命がんばってくれればいい。

 

それぞれのがんばりが、

生かさせるような組織(職場、教室)に

してきたい。



③について。
志村さんは、集合時間の30分前に行くなど、

常識を3割増にして行動している。

 

個性はとんがっている。

 

そのような裏表を意図的に作っている。

 

個性と常識を履き違えないように、

していきたい。

 

一流の人は、基本に誠実だと感じだ。

そして力みがない。

 

私もそうなりたい。

【教師の読書】数学的に考えてみる。

『数学的に考える力をつける本』を読んだ。
 
学びは次の3つ。
 
①数学とはコトバの使い方を学ぶ学問である
②数学コトバは日常でも使う
③数学は納得をつくる

それそれを見ていく。

①について。
「円周率とは何でしょうか?」
 
この問いに対して、「3.14です」
と答えさせるのは計算だけの数学。
 
論理コトバを使って、思考させる答えは
「円の直径の長さと円周の長さの比率」
である。
 
円周率とは何かを理解させ、
説明できる状態にさせる
 
ように授業をしたい。
 
ただ計算だけをさせていると、
数学の本質から遠のいてしまう。


②について。
数学コトバにな次のようなものがある。
 
定義する・・・定義
言い換えると・・・変換
しかし・・・対立
矛盾する・・・否定
かつ、または・・・条件
仮に・・・仮定
など
 
このコトバを授業中にたくさん使える場面をつくることで、
生徒が論理的に考えることになる。
 
そのための問いは、
一問一答だけではいけないだろう。


③について。
数学は納得をつくる
納得できるから人は動く
ゆえに数学は人を動かす
 
なるほどと思った。
 
数学はただ計算するだけでない
奥深さがある。
 
それを生徒に実感させたい。

2学期の授業で、微分の定義を生徒に自分の言葉で書かせてみる。