「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【家庭学習】宿題へのこだわり。学びを習慣とするために。

先日の警報の影響で今日が始業式。

 

冬休み明けなので宿題の回収をした。

もちろん、数学の宿題もある。

 

よくある数学の宿題としては以下のようなものだろうか。

 

・市販のワーク

・先生オリジナルのプリント

 

私も2年前まで、このような宿題であった。

しかし、多くの場合はただ答えを丸写ししてくるのみ。

 

その現状を打破しようと、最近は次のような宿題にしている。

 

・次の学期で使う数学の内容を自分でまとめる。

・まとめた内容をもとに、オリジナルの問題と解答を作成。

 

今回は約数や倍数、素数など「整数の性質」の内容。

集めた宿題を見ていると、生徒たちの自由な内容に驚くばかり。

 

・2、3、5、7、9の倍数の判定方法

・ひたすら素数を書いたもの

・約数の数え方のコツ

などいろいろな考えが見られてうれしい。

 

「自由度の高さ」と「自己決定」が大事だなと実感する。

 「自己決定」をすることで、宿題も「自分事」となる。

 

家庭学習が「自分事」となることを期待している。