【教師の読書】『齋藤孝式 学ぶための教科書』で学び方を学ぶ。
『齋藤孝式 学ぶための教科書』を読んだ。
齋藤孝式"学ぶ"ための教科書 ~必要な「思考力」「判断力」「表現力」が身につく! | 齋藤 孝 |本 | 通販 | Amazon
学び方を学ぶためだ。
ポイントは次の3つ。
①ソクラテスは他社との対話で学んでいた。
②知識を咀嚼して、自己表現することが大事。
③判断力をつけることがこれからの社会で必要。
それぞれの理由を見ていく。
①について。
ソクラテスは、他者に問いかけ続けることで
学んでいた。
「無知の知」という言葉の通り、
他者に問いかけて、
「自分は何もわかっていない」ということを
認識していた。
他者に問いをするためには、
常に頭の中に「?」を用意しておくこと
が大事になる。
②について。
知識を教えるだけではいけない。
授業で生徒が知識を使いながら、
自分で考えを表現するような場をつくる。
たとえば、
こう考えてました
のように自分の考え方を説明することが
自己表現の一つになるだろう。
また、大人も
表現すること(アウトプット)を続けていきたい。
③について。
何か問題が起きたときに、どう判断して、対処していくか
が大事になる。
そのためには、
一問一答でなく、答えがたくさんある問いを
考えるようにする。
あるいは、
普段から、このようなときはこうしよう
と想像をしておくことをしたい。