「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】「コーチング」の原理を学ぶ。

『型破りのコーチング』を読んだ。
 

学んだことは次の3つ。

①発信器ではなく受信機の精度を上げる工夫をする
②コーチのアドバイスには3つのポイントがある
③人を最大限活かすためには編集力が大事になる
 
それぞれを見ていく。

①について。
コーチングの主体は、コーチングを受ける人である。
 
こちらの発信でなく、
相手の受信する力を高める。
 
相手の受信機の精度を高めるためには、
こちらの受信機の精度を高める。
 
まずは相手の話をよく聞くようにする。

②について。
3つのポイントがすぐに実践できそうであった。
 
1 教えることを1、2つに絞り、簡略化してみる
2 がんばったらできることしか言わない
3 それができたら状況が激変したことを、本人が実感できる
 
この中で3が大事だと考える。
 
自分で実感することで、気づきになり
メタ認知力が高まるのではないだろうか。


③について。
ラグビーの監督でも、
選手の組み合わせやポジションを変えることで結果が変わることがある。
 
個性を活かせるように、
編集力が大事になる。
 
授業でも順番を変えたり、
組み合わせを変えたりすることで見えることがある。
 
いろいろな場面で編集力を大事にしたい。