【教師の読書】憂鬱じゃなければ仕事じゃない。
『憂鬱じゃなければ仕事じゃない』を読んだ。
仕事への思いを確認するためである。
大事なことは次の3つ。
①人間は受苦的存在である
②自己嫌悪があるから人は学び続ける
③耐人関係における努力はサービスである
それぞれを見ていく。
①について。
マルクスの言葉。
人間は受苦的存在。
受苦とはギリシャ語で「情熱」という意味。
この苦しい状況だからこそ、
情熱を持って取り組みたい。
②について。
自己顕示欲が高い人がどんどん頭角を表す社会。
そういった人は、
自己嫌悪も持っている。
自分はうまくいかないな・・
から、どうすれば自己顕示につながるか
考えることで行動につながる。
自分の弱さと向き合えるようになりたい。
自己顕示と自己嫌悪の双子の関係を大事にする。
③について。
ホテルマンとエレベーターで二人きりになったとする。
「今日はいい天気ですね?」
「今日のネクタイ、素敵ですね?」
どちらが相手の心に届くだろうか。
相手のことを観察し、
心遣いができるようになりたい。
仕事に対してもう一度真摯に向き合っていく。