「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の読書】憂鬱じゃなければ仕事じゃない。

『憂鬱じゃなければ仕事じゃない』を読んだ。


仕事への思いを確認するためである。

大事なことは次の3つ。


①人間は受苦的存在である

②自己嫌悪があるから人は学び続ける

③耐人関係における努力はサービスである

それぞれを見ていく。

①について。

マルクスの言葉。

 

人間は受苦的存在。

 

受苦とはギリシャ語で「情熱」という意味。

この苦しい状況だからこそ、

情熱を持って取り組みたい。

 

 

②について。

自己顕示欲が高い人がどんどん頭角を表す社会。
 
そういった人は、
自己嫌悪も持っている。
 
自分はうまくいかないな・・
から、どうすれば自己顕示につながるか
考えることで行動につながる。
 
自分の弱さと向き合えるようになりたい。
 
自己顕示と自己嫌悪の双子の関係を大事にする。
 

 

③について。

テルマンとエレベーターで二人きりになったとする。

 

「今日はいい天気ですね?」

「今日のネクタイ、素敵ですね?」

どちらが相手の心に届くだろうか。

 

相手のことを観察し、

心遣いができるようになりたい。

 

仕事に対してもう一度真摯に向き合っていく。