「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【教師の仕事術】初任者の先生が4月までに準備したいこと。【採用前の準備】

この4月から初めて教壇に立つ先生もいるだろう。

 

緊張の日々を送っているに違いない。

 

採用や初任者研修の前にやっておきたいことや準備ををまとめる。

 

 

(1)自己紹介の練習。

 

4月1日の辞令交付式、職員室での挨拶、初任者研修、入学式、始業式、学級開き、最初の授業など

自己紹介の機会が何度もある。

 

そこで聞き手の印象に残る自己紹介をしたい。

名前の由来、出身、趣味、学生時代の部活などが一般的か。

 

これは、内容を考えるとともに、ぜひ鏡の前で話す練習をしてほしい。

 

 

(2)「育てたい生徒像」を頭に抱く。

 

私の場合は、

「思考のプロセス(わからなさ)と向き合い、

ギャップ(え?なんでなん?)を大事に、

生涯学びに向かう力を備えた人」

を数学を通して育てたいと考えている。

 

これは自身の授業で必ず必要になる。

育てたい生徒像がゴールになり、

ゴールからの逆算で日々の授業を行うからだ。

 

考える際は、自身の受けてきた授業のことを一度忘れる。

そして、学習指導要領をもとに考えることをオススメしたい。

 

 

(3)TPPOに相応しい服や靴を用意する。

 

社会人としてTPPOを意識した身だしなみ、ファッションを心がけたい。

 

TPPOとは

T・・・Time(いつ)

P・・・Person(誰と)

P・・・Place(どこで)

O・・・Occasion(何をする)

のこと。

 

例えば、入学式や始業式のときのはきっちりとスーツに革靴。

球技大会のときはジャージにスニーカー。

 

それぞれにあった服装や靴を用意したい。

 

スーツや革靴は同じものを連続して着用することを避けたい。

2〜3着を用意してローテーションすることを勧める。

 

 

(4)手帳とメモ帳を持つ。

 

私は、6年目まで持っていなかった。

手帳はもちろんのこと、メモ帳が大活躍している。

 

思いついたことを手帳に書き留める。

そのメモを組み合わせて、文章を書く。

 

詳しくは以前の記事をご覧いただきたい。

 

mathteacher.hatenablog.com

 

 

(5)インプットとアウトプットを兼ねたノートを持つ。

 

1冊のノートが私の「学び」ノートだ。

1ページを左右半分に分け、左には研修や講演などのインプットを書く。

そして、右側には気づきや考えたこと、私ならこうしたいというアウトプットを書く。

 

このアウトプットが何より大事。

 

詳しくはこちらを。

 

mathteacher.hatenablog.com

 

ノートに学びを一元化することで、自分の思考の変化を実感することができる。

私は2年前からこのノートを初めて、今で10冊目になった。

 

 

(6)体重計を買って毎日乗る癖をつける。

 

これは私の実体験から。

私は社会人1年目で体重が10キロほど増えた。

 

社会人は、学生時代より運動量が減る。

そして、お酒を飲む機会が増えることだろう。

 

みるみる体重が増える人がいる。

私もその一人だ。

 

やばい!と思って体重計を買ってもときすでに遅し。

できれば4月から毎日体重計に乗り、自己管理の習慣をつけたい。

 

 

以上である。

 

(1)自己紹介の練習。

(2)「育てたい生徒像」を頭に抱く。

(3)TPPOに相応しい服や靴を用意する。

(4)手帳とメモ帳を持つ。

(5)インプットとアウトプットを兼ねたノートを持つ。

(6)体重計を買って毎日乗る癖をつける。

 

ぜひ最高の準備をして、最高のスタートを踏み出してほしい。