「わからなさ」を楽しむ数学教師の挑戦。

主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を教師も実践!公立定時制高校の教務主任です。

【学級経営】卒業式前のクラスのホームルームでしたいこと。私が担任ならこうする!

私が担任ならば・・シリーズ。

 

卒業式まで1か月を切った。

だいぶと近づいてきた。

いよいよ学校でもそのムードだ。

 

今の私は教務主任で、担任ではない。

それでも、自分が担任だったらこうしたいな・・ということはたくさんある。

 

前回は掲示物について書いた。

 

https://mathteacher.hatenablog.com/entry/2020/01/11/102602

 

 今日はその1つを紹介する。

 

 

卒業式の前日から3日前くらいのホームルームで、「将来の自分を語り合う」ことである。

 

生徒同士で3〜4人グループになり、卒業後の自分のことを順番に話していく。

 

勤務校は定時制高校でなので、いろいろな進路があり、話にも違いが出てくる。

大学、専門学校、就職、もしくは別のこと。

その違いがギャップとなり興味を引く。

 

小学校や中学校では、進路にそこまでの違いが出ないかもしれないが、高校ならではの内容だ。

 

グループで話した後は、他のメンバーからアドバイスをもらい、話す内容に修正をかける。

 

この小集団での中間チェックが欠かさない。

 

授業での発表も中間チェックがあることで、自信を持って安心して、全体に話すことができるのだ。

 

また、自身の内容を修正することで、より良い発表にしたいという気持ちが出てくる。

 

そうして、万全の状態で、一人一人がクラスの全員に向かって話をする。

 

「私は〇〇専門学校に行って、将来は〇〇の仕事に・・・」

「俺は〇〇会社で働く。3年で一人前になって・・・」

 

自分のことを語ることで、より未来への希望が見えてくるはず。

 

そういう場にしたい。

 

できるなら、全員が話している姿を録画して、何年か後の同窓会で上映したい。

コンプライアンス的に厳しいかもしれないが。)

 

きっと恥ずかしいだろうが、楽しくなりそう。

 

卒業式前の学級経営も、生徒の成長のチャンスではないだろうか?

最後のホームルームまで楽しんでいこう。